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平成21年から約5年間、途中お休みしつつも続けていたこのブログですが
一旦ここで一区切りとし、ブログを閉鎖することとしました。
勢いで始まったようなこのブログでしたが、(ブログを始めたきっかけ)
様々な所から反響もあり、新聞に掲載していただいたり(1回目、2回目)
ラジオ出演までさせていただき
私自身もこのブログを通して様々な経験をすることができました。
なんだかんだ言っても自分自身が一番楽しんだような感じですが、
このブログを読んで少しでも農業農村整備事業について知っていただき、
少しでも興味が沸いていただけていたら嬉しいです。
先日からお伝えしてきたように、現在宮城県は
震災の復旧、復興を目指して確実に前に進んでいます。
復興支援に来ていただいている皆さん、
そして復興計画に協力していただいている地元の皆さん、
全国から応援していてくれている皆さん、
本当にありがとうございます。
宮城県震災復興計画で示されているように、
復旧期(3年),再生期(4年),発展期(3年)として、
今年はいよいよ再生期に入りました。
そして4年後には発展期を迎えます。
この計画が完了する平成32年度には、今まで以上に魅力のある
宮城県に生まれ変わっていきたいと思います!

また機会がありましたら、どこかでお会い出来ることを願って・・・
今までご愛読いただき、本当にありがとうございました!
一旦ここで一区切りとし、ブログを閉鎖することとしました。
勢いで始まったようなこのブログでしたが、(ブログを始めたきっかけ)
様々な所から反響もあり、新聞に掲載していただいたり(1回目、2回目)
ラジオ出演までさせていただき
私自身もこのブログを通して様々な経験をすることができました。
なんだかんだ言っても自分自身が一番楽しんだような感じですが、
このブログを読んで少しでも農業農村整備事業について知っていただき、
少しでも興味が沸いていただけていたら嬉しいです。
先日からお伝えしてきたように、現在宮城県は
震災の復旧、復興を目指して確実に前に進んでいます。
復興支援に来ていただいている皆さん、
そして復興計画に協力していただいている地元の皆さん、
全国から応援していてくれている皆さん、
本当にありがとうございます。
宮城県震災復興計画で示されているように、
復旧期(3年),再生期(4年),発展期(3年)として、
今年はいよいよ再生期に入りました。
そして4年後には発展期を迎えます。
この計画が完了する平成32年度には、今まで以上に魅力のある
宮城県に生まれ変わっていきたいと思います!

また機会がありましたら、どこかでお会い出来ることを願って・・・

今までご愛読いただき、本当にありがとうございました!
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先日、農地の復旧・除塩の方法についてご紹介しましたが、
農地の被災が著しい地域については、農地復旧にとどまることなく、
農業・農村の再構築を目指して新たな取り組みが行われています。
これまで、宮城のほ場整備と言うと最大でも1haの田んぼが標準でしたが、
新たに2haの田んぼを作ることになりました。
(ほ場整備ってなぁに?という方はこちらをどうぞ→クリック)
田んぼの1枚当たりの面積が広くなるとどんなメリットがあるのかと言うと・・・
機械作業をするときのターンの回数が減るので、作業時間が短くなります。
また、草刈りの面積が少なくなったり、水管理も楽になるので
維持管理のための作業時間の削減も期待できます。

この大きな田んぼを活用して更なる省力化、低コスト化を
目指すために、単に田んぼを大きく工事するだけではなく、
大型農業用機械での営農や、新たな技術導入・
復旧を目指して、営農面との連携にも力を入れていきます。
仙台管内では、約3,347haを
東日本大震災復興交付金で整備することになっていますが、
そのうち約1,000haをこの2ha区画で整備する計画になっています。

詳しい復興事業の概要は下の画像をクリックしてご覧ください!


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農地の被災が著しい地域については、農地復旧にとどまることなく、
農業・農村の再構築を目指して新たな取り組みが行われています。
これまで、宮城のほ場整備と言うと最大でも1haの田んぼが標準でしたが、
新たに2haの田んぼを作ることになりました。
(ほ場整備ってなぁに?という方はこちらをどうぞ→クリック)
田んぼの1枚当たりの面積が広くなるとどんなメリットがあるのかと言うと・・・
機械作業をするときのターンの回数が減るので、作業時間が短くなります。
また、草刈りの面積が少なくなったり、水管理も楽になるので
維持管理のための作業時間の削減も期待できます。

この大きな田んぼを活用して更なる省力化、低コスト化を
目指すために、単に田んぼを大きく工事するだけではなく、
大型農業用機械での営農や、新たな技術導入・
復旧を目指して、営農面との連携にも力を入れていきます。
仙台管内では、約3,347haを
東日本大震災復興交付金で整備することになっていますが、
そのうち約1,000haをこの2ha区画で整備する計画になっています。

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仙台管内では、海岸付近にある農地を守るための
農地海岸堤防の災害復旧事業を、松島町と塩竈市で行っています。
(農地海岸とは?→クリック)
津波の被害をうけた堤防は、無残にも破壊されていて
この写真をみると津波の力の大きさを改めて感じます。

堤防が破壊されていて海に沈み
どちらが海側でどちらが陸側かわからないような状態です。
この堤防を直すとなると、まず海水が入ってくるのを防がなければなりません。
海水が入ってこないように海側に矢板を打って、陸側の水を抜いて工事をします。

堤防工事をする全線でこの作業をするので本当に手間と時間がかかります。
松島海岸には現在も不通となっているJR仙石線に面する地区があります。
工事前はこのような状態でしたが・・・↓

線路に沿った約1キロの区間については平成26年3月に完成しました!

仙石線の線路は平成27年度に完成を目指しています。
公共の交通機関が復旧するというのはやはり大きな復興になるので
来年度出来上がるというのは嬉しいですね。
現在の松島町の農地海岸復旧工事の着手率は100%。
塩竈市は64%となっていて、平成29年度の完了を目指しています。(平成26年3月時点)
県が実施しているのは、松島町と塩竈市の海岸のみですが、
国では亘理町と山元町の海岸を工事していて、
こちらは平成27年度完了を目指して頑張っています!
詳しい位置や写真は下の画像をクリックしてご覧ください!

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農地海岸堤防の災害復旧事業を、松島町と塩竈市で行っています。
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津波の被害をうけた堤防は、無残にも破壊されていて
この写真をみると津波の力の大きさを改めて感じます。

堤防が破壊されていて海に沈み
どちらが海側でどちらが陸側かわからないような状態です。
この堤防を直すとなると、まず海水が入ってくるのを防がなければなりません。
海水が入ってこないように海側に矢板を打って、陸側の水を抜いて工事をします。

堤防工事をする全線でこの作業をするので本当に手間と時間がかかります。
松島海岸には現在も不通となっているJR仙石線に面する地区があります。
工事前はこのような状態でしたが・・・↓

線路に沿った約1キロの区間については平成26年3月に完成しました!

仙石線の線路は平成27年度に完成を目指しています。
公共の交通機関が復旧するというのはやはり大きな復興になるので
来年度出来上がるというのは嬉しいですね。
現在の松島町の農地海岸復旧工事の着手率は100%。
塩竈市は64%となっていて、平成29年度の完了を目指しています。(平成26年3月時点)
県が実施しているのは、松島町と塩竈市の海岸のみですが、
国では亘理町と山元町の海岸を工事していて、
こちらは平成27年度完了を目指して頑張っています!
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今日は、津波により被害をうけた農地を
どうやって復旧するかをご紹介したいと思います。
津波により被害をうけた農地はガレキに埋もれた状態になっています。

なので、まずはじめにガレキの撤去を行います。
機械ではできないので、ひとつひとつ人の手で拾っていきます。

これで、大きなガレキは取り除くことができました。

でもまだ、小さなガレキや、津波によって運ばれてきた土砂や
ヘドロがたまっているので、それを取り除くためにブルドーザーで
表面の土をはぎ取っていきます。

これで、農地の上にたまっていたガレキやヘドロがなくなって
キレイな農地になりました!
次にでこぼこになってしまった農地を平らにしていきます。

さて、これでもうお米が作れそうな気がしますが、ここからが重要なのです
津波により海水につかってしまった農地は塩分が沢山含まれています。
塩分が多すぎると、植物の根の吸水機能が弱くなったり、
排水が悪くなり根腐れがおこったりします。
そのために、土の中の塩分を洗い流す「除塩工事」(じょえんこうじ)というものをします。
まずは、このままだと水が抜けきらない状態なので、
排水を促すために弾丸暗渠(だんがんあんきょ)という、
農地の地下に下水管代わりの穴を掘る工事をします。
なんだかかっこいい名前の暗渠ですが、
トラクターに弾丸みたいなものをつけてそれを地中に埋め込んで
ひっぱって穴を掘っていくという方法です。


これをすると、農地の水はけが格段によくなります
水が抜けたら土壌改良剤を散布して・・・

田んぼを耕して・・・

これで準備はOKです!
水をためて塩分濃度を計測。
塩分濃度が0.1%未満なら除塩完了です!

もし塩分濃度が0.1%以上になってしまった場合は
0.1%未満になるまで、水をためて計測を繰り返します。
こうして、また前のように作付けが出来る田んぼによみがえります
仙台管内では5,474haで農地の復旧・除塩事業を行う予定で、
平成26年3月末時点で4,527haに着手し、4,295haが完了。
約78%の農地の作付けが可能になっています!
5,474haと言われてもまったく想像がつかないと思いますが、
松島町の面積が約5,404haなので、松島町全部よりも多い面積を
復旧・除塩事業行うことになります。
すごい面積ですよね。
面積単位がよくわからない方はこちらをどうぞ!→クリック
各市町村の詳しい進捗率は下の画像をクリックしてみてください!

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どうやって復旧するかをご紹介したいと思います。
津波により被害をうけた農地はガレキに埋もれた状態になっています。

なので、まずはじめにガレキの撤去を行います。
機械ではできないので、ひとつひとつ人の手で拾っていきます。

これで、大きなガレキは取り除くことができました。

でもまだ、小さなガレキや、津波によって運ばれてきた土砂や
ヘドロがたまっているので、それを取り除くためにブルドーザーで
表面の土をはぎ取っていきます。

これで、農地の上にたまっていたガレキやヘドロがなくなって
キレイな農地になりました!
次にでこぼこになってしまった農地を平らにしていきます。

さて、これでもうお米が作れそうな気がしますが、ここからが重要なのです

津波により海水につかってしまった農地は塩分が沢山含まれています。
塩分が多すぎると、植物の根の吸水機能が弱くなったり、
排水が悪くなり根腐れがおこったりします。
そのために、土の中の塩分を洗い流す「除塩工事」(じょえんこうじ)というものをします。
まずは、このままだと水が抜けきらない状態なので、
排水を促すために弾丸暗渠(だんがんあんきょ)という、
農地の地下に下水管代わりの穴を掘る工事をします。
なんだかかっこいい名前の暗渠ですが、
トラクターに弾丸みたいなものをつけてそれを地中に埋め込んで
ひっぱって穴を掘っていくという方法です。


これをすると、農地の水はけが格段によくなります

水が抜けたら土壌改良剤を散布して・・・

田んぼを耕して・・・

これで準備はOKです!
水をためて塩分濃度を計測。
塩分濃度が0.1%未満なら除塩完了です!

もし塩分濃度が0.1%以上になってしまった場合は
0.1%未満になるまで、水をためて計測を繰り返します。
こうして、また前のように作付けが出来る田んぼによみがえります

仙台管内では5,474haで農地の復旧・除塩事業を行う予定で、
平成26年3月末時点で4,527haに着手し、4,295haが完了。
約78%の農地の作付けが可能になっています!
5,474haと言われてもまったく想像がつかないと思いますが、
松島町の面積が約5,404haなので、松島町全部よりも多い面積を
復旧・除塩事業行うことになります。
すごい面積ですよね。
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完全な復興まではまだまだと言われている復興計画ですが、
毎日確実に復興は進んでいます。
そして、農地・農業用施設の災害復旧に関しては
実はかなり進んできているのですが、なかなかニュースには
出てこないのでご紹介したいと思います!
震災後、農地の復旧対策が必要な面積は約13,000ha(国直轄を除く)でしたが、
そのうちの、約90%にあたる11,692haで復旧工事が行われました。
そして平成26年度4月末時点で、
全体の約80%、10,351haの工事が完了しています。
農業用施設(排水機場)は47施設で被害をうけましたが、
そのうちの44施設の工事が行われました。
平成26年4月時点では32施設の工事が完了していて、
本復旧、応急復旧により9割の排水能力を回復しています。
今年の農業農村整備事業の予算は震災以降最大となっていて、
工事のピークを迎えています。
今年の仙台のNNは、3分の1の職員が、
県外から応援に来てくれている人たちです。
北は北海道から南はなんと、本州を離れ高知県から来てくれています!
総勢約100人で宮城県の復興に向けて頑張っています!
そして何より、こんなにも復興が進んでいるのは
地元の皆さんの協力があってこそだと思います。
まだ復旧が終わっていない地域も、
平成29年度の完了を目指して頑張っています。

もちろん、地域によってはなかなか復興が進まず
歯がゆい思いされている方々も沢山いるので
数字だけを見て手放しに喜ぶことは出来ないとは思っていますが、
着実に復興は進んでいることをお知らせしたいと思い
この記事を書かせていただきました。
いつか、全ての地域で農業が出来るようになることを願って
そして、震災前よりも、もっと良い農業が出来ることを願って
宮城県の農業農村の復旧・復興への取り組みを記録した
『みやぎの農業農村復旧復興の概要~復旧から再生へ~』
『みやぎの農業農村復旧復興のあゆみ~復旧から再生へ~』
も発行されていますのでどうぞご覧ください→クリック
宮城県全体の復興の進捗状況はこちらで確認することができます。
→復興の進捗状況
1ヶ月おきに更新されていますのでどうぞご覧ください。
次回以降はもっと詳しい仙台管内の復興についてお話ししたいと思います!
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そのうちの、約90%にあたる11,692haで復旧工事が行われました。
そして平成26年度4月末時点で、
全体の約80%、10,351haの工事が完了しています。
農業用施設(排水機場)は47施設で被害をうけましたが、
そのうちの44施設の工事が行われました。
平成26年4月時点では32施設の工事が完了していて、
本復旧、応急復旧により9割の排水能力を回復しています。
今年の農業農村整備事業の予算は震災以降最大となっていて、
工事のピークを迎えています。
今年の仙台のNNは、3分の1の職員が、
県外から応援に来てくれている人たちです。
北は北海道から南はなんと、本州を離れ高知県から来てくれています!
総勢約100人で宮城県の復興に向けて頑張っています!
そして何より、こんなにも復興が進んでいるのは
地元の皆さんの協力があってこそだと思います。
まだ復旧が終わっていない地域も、
平成29年度の完了を目指して頑張っています。

もちろん、地域によってはなかなか復興が進まず
歯がゆい思いされている方々も沢山いるので
数字だけを見て手放しに喜ぶことは出来ないとは思っていますが、
着実に復興は進んでいることをお知らせしたいと思い
この記事を書かせていただきました。
いつか、全ての地域で農業が出来るようになることを願って

そして、震災前よりも、もっと良い農業が出来ることを願って

宮城県の農業農村の復旧・復興への取り組みを記録した
『みやぎの農業農村復旧復興の概要~復旧から再生へ~』
『みやぎの農業農村復旧復興のあゆみ~復旧から再生へ~』
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先日「鋼矢板護岸」の工事の仕方をご紹介しましたが、
工事をする時は単に工事をするだけじゃなくて
ちゃんと設計通りに出来ているか施工管理(せこうかんり)をする必要があります。
工事というと、家やビルを作ったりする工事は緻密な感じがするけど
土を扱う工事は、どさーっ!ざざーっ!って感じで
えいや~っとやってる感じがしませんか?
でもこれがなかなか管理が大変で、業者さんには頭が下がります。
工事をするにあたっては、まず、工事に使うために
買った製品が、ちゃんと設計とあったものが現場に入ってきているか
抜き打ちで検査をします。
これを「材料検収」(ざいりょうけんしゅう)と言います。
先日ご紹介した鋼矢板護岸工事でもちゃ~んとしてます。
笠コンクリートブロックの大きさをはかったり~…

鋼矢板の長さをはかったり~…

なんと、厚さまで確認します。

購入したものをよく確認せずタグとかシールはがして
いざ使おうと思ったらサイズが間違ってた~!
なんてことがよくある私は見習わなければ…。

そして、施工中や、完成した後もそれが設計とあっているか管理します。
水路の法面の長さまで管理します。

砂利の道路は砂利の幅と厚さも…


これは全て、何mごとに何カ所計測して、写真を撮って
管理しなければならないと「施工管理基準」というもので決まっているので
業者さんはそれに基づいて管理をしています。
今はパソコン時代なので、データの管理もコンパクトに出来ますが
パソコンが無かった時はデータの管理は本当に大変だったと思います。
写真なんて、膨大な量で、そこから必要な写真を探すのも大変。
今は便利な世の中になったなぁと思います。
でもこれだけ便利になってもやはり大変だろうなぁと思います。
業者様、いつもお疲れさまです!
このように、色々なチェック体制の中で工事は進められています!
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工事をする時は単に工事をするだけじゃなくて
ちゃんと設計通りに出来ているか施工管理(せこうかんり)をする必要があります。
工事というと、家やビルを作ったりする工事は緻密な感じがするけど
土を扱う工事は、どさーっ!ざざーっ!って感じで
えいや~っとやってる感じがしませんか?
でもこれがなかなか管理が大変で、業者さんには頭が下がります。
工事をするにあたっては、まず、工事に使うために
買った製品が、ちゃんと設計とあったものが現場に入ってきているか
抜き打ちで検査をします。
これを「材料検収」(ざいりょうけんしゅう)と言います。
先日ご紹介した鋼矢板護岸工事でもちゃ~んとしてます。
笠コンクリートブロックの大きさをはかったり~…

鋼矢板の長さをはかったり~…

なんと、厚さまで確認します。

購入したものをよく確認せずタグとかシールはがして
いざ使おうと思ったらサイズが間違ってた~!
なんてことがよくある私は見習わなければ…。

そして、施工中や、完成した後もそれが設計とあっているか管理します。
水路の法面の長さまで管理します。

砂利の道路は砂利の幅と厚さも…


これは全て、何mごとに何カ所計測して、写真を撮って
管理しなければならないと「施工管理基準」というもので決まっているので
業者さんはそれに基づいて管理をしています。
今はパソコン時代なので、データの管理もコンパクトに出来ますが
パソコンが無かった時はデータの管理は本当に大変だったと思います。
写真なんて、膨大な量で、そこから必要な写真を探すのも大変。
今は便利な世の中になったなぁと思います。
でもこれだけ便利になってもやはり大変だろうなぁと思います。
業者様、いつもお疲れさまです!

このように、色々なチェック体制の中で工事は進められています!

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先日、「県営かんがい排水事業牛橋地区」についてお話しました。
そのとき、牛橋地区の排水路は
「鋼矢板護岸」(こうやいたごがん)という構造ですとお話しました。
今日はその「鋼矢板護岸」についてお話したいと思います。
鋼矢板護岸とは、その名の通り鋼製(こうせい)の矢板の護岸です。
でも、鋼製の矢板って言われても馴染みがないですよね。
鋼製というのは、鋼鉄で作った製品のことです。
鋼鉄は鉄の強度や耐熱性をさらに高めたものです。
矢板というのは、木や鉄で出来た板で、土を掘ったりした時に
土が崩れてこないように留めるための板のことです。
矢板の歴史は古く、弥生時代では水田を木の矢板で囲んで
水路や道路との区別を付けていました。
もしかしたら社会の教科書にイラストが載っているかも??
その矢板が今現在も使われているなんてすごいですね。
さて、話は鋼矢板に戻ります。鋼製の矢板と言っても
あまりイメージがわかないと思うので写真をどうぞ!

わ~、なんか重そう~、強そう~
護岸というのは、河川や水路が水の流れによって
崩れてくるのを防ぐようにすることです。
なので、この強そうな鋼矢板を使って水路が崩れてくるのを
防ぐようにするのが「鋼矢板護岸」なのです。
さてさて、早速その工事の仕方をご紹介
まずは鋼矢板をバイブロハンマーという機械で打ち込んで行きます。
これがバイブロハンマーです。

こんな感じでクレーンでつり上げて縦に打ち込みます。

1枚1枚裏表交互にしてつなげて・・・地道~な作業です。
これをどんどんつなげていくと・・・

こ~んなカーブだってキレイにできちゃいます!
これは施工業者さんの腕ですね!
その後は、矢板の裏側の土をコンパクタという機械で締め固めます。

しっかり締め固めてね。
土の後には砂利をしいてまたまた締め固め。

こんな感じになります。
次は「笠コンクリートブロック」
通称「笠コン」と呼ばれる製品を矢板の上に並べていきます。

これをクレーンで吊って設置します。

キレイに並べたら上の穴からコンクリートを入れて平らにします。

次にまた砂利を敷き詰めてテンテンテンテン・・・・

いよいよ作業も佳境に入ります。
笠コンの横に天端(てんば)ブロックというものを並べていきます。

隙間があかないようにきちんときちんと。
最後に水路の法面(のりめん)をキレイにしていきます。
法面というのは水路の上の斜めの部分です。

※現場状況によって天端コンクリートや法面が無い場合や、
作業手順が前後することがありますので、一例と思ってください!
これを両岸に設置すれば鋼矢板護岸水路の完成です!


↑この写真の現場では最後に法面に芝を張ってます。
どうでしょう。ちょっとは工事現場に行った気分になりましたか~?
また今度、面白そうな工事があったらご紹介したいと思います!
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そのとき、牛橋地区の排水路は
「鋼矢板護岸」(こうやいたごがん)という構造ですとお話しました。
今日はその「鋼矢板護岸」についてお話したいと思います。
鋼矢板護岸とは、その名の通り鋼製(こうせい)の矢板の護岸です。
でも、鋼製の矢板って言われても馴染みがないですよね。
鋼製というのは、鋼鉄で作った製品のことです。
鋼鉄は鉄の強度や耐熱性をさらに高めたものです。
矢板というのは、木や鉄で出来た板で、土を掘ったりした時に
土が崩れてこないように留めるための板のことです。
矢板の歴史は古く、弥生時代では水田を木の矢板で囲んで
水路や道路との区別を付けていました。
もしかしたら社会の教科書にイラストが載っているかも??
その矢板が今現在も使われているなんてすごいですね。
さて、話は鋼矢板に戻ります。鋼製の矢板と言っても
あまりイメージがわかないと思うので写真をどうぞ!

わ~、なんか重そう~、強そう~

護岸というのは、河川や水路が水の流れによって
崩れてくるのを防ぐようにすることです。
なので、この強そうな鋼矢板を使って水路が崩れてくるのを
防ぐようにするのが「鋼矢板護岸」なのです。
さてさて、早速その工事の仕方をご紹介

まずは鋼矢板をバイブロハンマーという機械で打ち込んで行きます。
これがバイブロハンマーです。

こんな感じでクレーンでつり上げて縦に打ち込みます。

1枚1枚裏表交互にしてつなげて・・・地道~な作業です。
これをどんどんつなげていくと・・・

こ~んなカーブだってキレイにできちゃいます!
これは施工業者さんの腕ですね!

その後は、矢板の裏側の土をコンパクタという機械で締め固めます。

しっかり締め固めてね。
土の後には砂利をしいてまたまた締め固め。

こんな感じになります。
次は「笠コンクリートブロック」
通称「笠コン」と呼ばれる製品を矢板の上に並べていきます。

これをクレーンで吊って設置します。

キレイに並べたら上の穴からコンクリートを入れて平らにします。

次にまた砂利を敷き詰めてテンテンテンテン・・・・

いよいよ作業も佳境に入ります。
笠コンの横に天端(てんば)ブロックというものを並べていきます。

隙間があかないようにきちんときちんと。
最後に水路の法面(のりめん)をキレイにしていきます。
法面というのは水路の上の斜めの部分です。

※現場状況によって天端コンクリートや法面が無い場合や、
作業手順が前後することがありますので、一例と思ってください!
これを両岸に設置すれば鋼矢板護岸水路の完成です!


↑この写真の現場では最後に法面に芝を張ってます。
どうでしょう。ちょっとは工事現場に行った気分になりましたか~?
また今度、面白そうな工事があったらご紹介したいと思います!
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