なおこが行く
宮城県仙台地方振興事務所農業農村整備部の情報ブログです。
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先日、「県営かんがい排水事業牛橋地区」についてお話しました。
そのとき、牛橋地区の排水路は
「鋼矢板護岸」(こうやいたごがん)という構造ですとお話しました。

今日はその「鋼矢板護岸」についてお話したいと思います。

鋼矢板護岸とは、その名の通り鋼製(こうせい)の矢板の護岸です。
でも、鋼製の矢板って言われても馴染みがないですよね。

鋼製というのは、鋼鉄で作った製品のことです。
鋼鉄は鉄の強度や耐熱性をさらに高めたものです。
矢板というのは、木や鉄で出来た板で、土を掘ったりした時に
土が崩れてこないように留めるための板のことです。

矢板の歴史は古く、弥生時代では水田を木の矢板で囲んで
水路や道路との区別を付けていました。
もしかしたら社会の教科書にイラストが載っているかも??
その矢板が今現在も使われているなんてすごいですね。

さて、話は鋼矢板に戻ります。鋼製の矢板と言っても
あまりイメージがわかないと思うので写真をどうぞ!
01_2014060514424582e.jpg
わ~、なんか重そう~、強そう~

護岸というのは、河川や水路が水の流れによって
崩れてくるのを防ぐようにすることです。
なので、この強そうな鋼矢板を使って水路が崩れてくるのを
防ぐようにするのが「鋼矢板護岸」なのです。

さてさて、早速その工事の仕方をご紹介ヘルメット

まずは鋼矢板をバイブロハンマーという機械で打ち込んで行きます。
これがバイブロハンマーです。
02_20140605144339a89.jpg
こんな感じでクレーンでつり上げて縦に打ち込みます。
03.jpg
1枚1枚裏表交互にしてつなげて・・・地道~な作業です。
これをどんどんつなげていくと・・・
04_2014060514441259b.jpg
こ~んなカーブだってキレイにできちゃいます!
これは施工業者さんの腕ですね!

その後は、矢板の裏側の土をコンパクタという機械で締め固めます。
05_20140605144444448.jpg
しっかり締め固めてね。
土の後には砂利をしいてまたまた締め固め。
06.jpg
こんな感じになります。

次は「笠コンクリートブロック」
通称「笠コン」と呼ばれる製品を矢板の上に並べていきます。
7-1_201406051459147c1.jpg
これをクレーンで吊って設置します。
07.jpg
キレイに並べたら上の穴からコンクリートを入れて平らにします。
08_2014060514451748f.jpg

次にまた砂利を敷き詰めてテンテンテンテン・・・・
09_2014060514481667d.jpg

いよいよ作業も佳境に入ります。
笠コンの横に天端(てんば)ブロックというものを並べていきます。
10.jpg
隙間があかないようにきちんときちんと。

最後に水路の法面(のりめん)をキレイにしていきます。
法面というのは水路の上の斜めの部分です。
11_201406051448578eb.jpg
※現場状況によって天端コンクリートや法面が無い場合や、
作業手順が前後することがありますので、一例と思ってください!


これを両岸に設置すれば鋼矢板護岸水路の完成です!
16_20140605152824956.jpg
17.jpg
↑この写真の現場では最後に法面に芝を張ってます。

どうでしょう。ちょっとは工事現場に行った気分になりましたか~?
また今度、面白そうな工事があったらご紹介したいと思います!



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