なおこが行く 暗渠排水って何?
宮城県仙台地方振興事務所農業農村整備部の情報ブログです。
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皆さんは「暗渠排水(あんきょはいすい)」って知ってますか?

暗渠排水というのは、田んぼの地下の水位を下げるためのものです。

田んぼの地下の水位が下がると、
それまではぬかるんで農業機械が入れなかった田んぼが乾いて
農業機械による作業が出来るようになったり、
今まではお米しか作れなかった田んぼで
豆や麦などの作物が作れるようになります。
(これが転作。遠い昔に説明しましたよ~!覚えて無い方はこちら

地下水位を下げるってのはわかったけど
じゃぁ具体的にどんな施設なのかというのを
イラストを交えてご紹介します。
「暗渠排水」とは、簡単に言うと、田んぼの地下に穴が開いたパイプを埋めて
その中に地下水が流れ込んで水路に排水される仕組みです。


1.田んぼに縦長の溝を下の図のように掘ります。
↓田んぼを上からみたところ。
IpvRpmSF.jpg
↓こんな感じの縦長の溝です。
ZtLjDUGm.jpg
排水路に水が流れていくように、排水路側が低くなるように
溝を掘って行きます。
Mhh_rsLg.jpg

2.そこに穴があいたパイプを、設置していきます。
↓こんな感じの製品です。
sIqCKmtd.jpg
それをさっき掘った溝の中に設置します。
0wNhre2_.jpg

3.水がパイプに集まりやすいように&
パイプに土がつまってしまわないように
周りに籾殻をいれます。
25xy2ggB.jpg
※籾殻の他に、貝殻等を入れたりする方法もあります。

4.上から土を被せます。
7nvkt2Mq.jpg

これで完成です!

籾殻を伝って水がパイプに集まってきて
パイプを通って地下水が排水路に流れていくので
田んぼの地下水位を下げることができます。

排水路側には「水閘(すいこう)」という
水を調節するためのものがついていて、
この水閘を開けるとパイプにたまった水が排水路に流れます。
p39qN1DO.jpg

暗渠排水の仕組み、わかったでしょうか?

ちなみに、田んぼに袋がいっぱい並んでる
謎の光景を見たことはありませんか?
IMG_7273 (2)
あの袋の中には実は籾殻が入ってます。
袋を並べて暗渠排水の工事をする準備をしてるところなんですよ~。

この暗渠排水ですが、長年使っていると、籾殻が分解してしまい
籾殻が減ってきてしまったりします。

どうにかして籾殻を継ぎ足すことが出来ないか・・・
ということで、考え出されたのが、
宮城県古川農業試験場で考えた「モミタス」です。

このモミタスについてはまた今度ご紹介したいと思います!

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