なおこが行く 「もくひ」を見てきました
宮城県仙台地方振興事務所農業農村整備部の情報ブログです。
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山元町役場の隣にある「ふるさと伝承館」に
「もくひ」が展示してあると聞き、先日、山元町に
行った時にちょと覗いて来ました。

それが、これです。
DSCF0721_convert_20090904143719.jpg

知らない人には、え?何これ?って感じですよね。
「もくひ」は漢字で書くと「木樋」です。
木製の樋管(ひかん)なのです。

いやいや、その前に樋管って何よって話しですが、
樋管というのはため池から農地へ水を流すためのものです。

ちゃ~んと、中に穴が開いてます。
DSCF0713_convert_20090904143828.jpg

どうやって作ったんだ!?と思いますが
アカマツの丸太を縦に2つに割って、そのあと中心部分をくりぬいて
また元通りに貼り合わせて管の状態にしています。

そこに↓こんな穴をあけて
DSCF0714_convert_20090904150452.jpg
この穴に栓をつけて開けたり閉めたりして水を流します。

樋管の内径は20cm。
今は2~3m位しか残っていませんが、
作られた時は20m以上だったのではないかと言われています。

作られたのは大正時代と推測されています。
この樋管が見つかったのは平成8年に行われた
鷲足区山崎溜池の改修工事の時なので
約80年もの間、腐らずに水の中に残っていたことになります。

すごいですねぇ。

興味のある方は是非
山元町役場の隣にある「ふるさと伝承館」へ!

ちなみに現在のため池から水を流すための施設は
取水(しゅすい)ゲートと言ってこんな形です。↓
img-911115804-00012_convert_20090911122832.jpg

ため池の堤体にこんな風に↓穴をあけて・・・
img-911115738-00012_convert_20090911122757.jpg

その上に蓋をつけます。蓋には操作する棒がついてます。↓
img-911115608-00012_convert_20090911121910.jpg
棒の上にはハンドルかついてて、
これを回すとゲートが開いたりしまったりします。
img-911115659-00012_convert_20090911122559.jpg

かなり進化してますね!!

ちなみに堤体(ていたい)というのは
ダムにたとえると、水をせき止めてる部分のことです。

6dSbd8DQ.jpg

進化していると言えば、今のため池にはこの取水施設の他に
緊急放流施設というものがついています。
これは、地震等で地盤が緩んで、ため池が決壊しそうな時
緊急的にため池の水位を下げるための施設です。
取水施設とは別に大きな管で一気に水が抜けるようになってます。

色々な事態を想定して設計されているんですね!


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